校長あいさつ

ようこそ「立ち止まってアイサツすることができる学校へ」


 本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、昭和20年4月1日に豊川市立工業高校として開校され、今年で74年目を迎え、卒業生も約1万6千名の伝統のある、工業高校です。昭和30年には現在の地に移転し、昭和31年に愛知県立豊川工業高等学校となりました。生徒の個性・特性を伸長し、知・徳・体の調和のとれた人間形成を図り、国家及び社会の有為な形成者としての資質を育成し、併せて、自律と他愛と共生の精神を涵養し、強い意志と実践力に富む創造力豊かな工業技術者を育成することを教育目標としております。校訓「創造・実践」のもと、ものづくりと人づくりで地域に根ざした工業高校です。

 本校正門前にある、亀甲石は創立30周年を記念して、設置されています。鳳来町から運搬されました。石のように盤石で、忍耐強く、無表情の中にも温かい心を秘めた人間に育ってほしいと願望も込められています。この石の特徴は、片面がざらざらで、もう片方はツルツルの肌をしています。同じ石でも磨けばこんなに輝く石となることをあらわしており、生徒の人間性と知力を磨く必要性を訴えるために、設置されたと語り継がれています。

 本校の本年度の目標は、「社会に貢献する工業人財の育成〜あいさつ、その先へ〜」です。人材の財は、財産の財、『たから』です。材料の材ではありません。極めて優秀で、誰からも「君の代わりはいない」と言ってもらえる人。しかも、単なる能力だけではなく『人間性』に優れた人づくり、そんな工業人財の育成ををめざしています。

 地域の方々、保護者、同窓生、本校を応援してくださる皆様の御協力を得ながら、地域社会や産業界に貢献できる人財育成を目指し教育活動を展開して参ります。

 応援よろしくお願いいたします。

                                   


                                愛知県立豊川工業高等学校長 佐藤泰嗣